H29年度地域型住宅グリーン化事業注意点のまとめ
H29年度地域型住宅グリーン化事業の注意点をまとめました。
平成28年度以前との相違点及び留意点について ー愛知ハートフルハウスの会ー
着工時期について
平成30年3月31日までに事業に着手、交付申請する必要があるます。
着工のタイミングは長寿命・低炭素型については、採択通知の発出後に着工(根切り工事又は基礎杭打ち工事の着手)、ゼロエネの場合は、交付申請後の着工許可通知発出日以後となります。
以下にも記載がありますが、着工前後の写真提出を求められておりますので、撮影忘れないよう気をつけてください。
補助対象工事費及び着工の確認について
(1)補助対象外工事費の確認
補助の対象とならない工事が「補助対象工事費」に含まれていないことを確認するため、高度省エネ型と同様に長寿命型及び優良建築物型も内訳書の提出を求めることとします。
(2)領収書等の確認
建築主が補助金を受け取るためには、交付申請時の「補助対象工事費」が、建築主から確かに支払われていることが必要なため、領収書等により確認することとします。
(3)着手・着工の確認について
着工の確認は、前年度までは高度省エネ型(ゼロ・エネルギー住宅)だけでしたが、長寿命型、高度省エネ型(認定低炭素住宅、性能向上計画認定住宅)及び優良建築物型のすべての物件について、着工を確認することとしました。
住宅省エネルギー講習会の修了者について
各補助対象住宅に関わる事業者にあっては、それぞれ設計者・施工管理者・大工技能者のうちいずれか1人が、平成 25 年度以降の住宅省エネルギー技術講習会の修了者であることが必要です。
施工事業者が補助金を受けられるグループ数の制限について
施工事業者が複数のグループの構成員として所属することは可能ですが、施工事業者が補助金を申請できるグループ数は1グループとします。
三世代同居対応住宅の要件について
調理室・玄関等について、一部取扱いを明確化されました。
(1)調理室
調理室については、以下の①~③をいずれも設置していることとします。
①給排水設備と接続されたキッチン用水栓及びキッチン用シンク
※洗面器・手洗い器は、キッチン用シンクとは判断しません。
②コンロ又は IH クッキングヒーター(ガス栓か IH クッキングヒーター専用の電気コンセントが設けられた設置スペースでも可)
③キッチン用の換気設備
(2)浴室
給排水設備及び給湯器に接続された浴槽又はシャワーがあり、防水の措置がされていることとします。
(3)便所
大便器があることとします。なお、小便器が併設されていてもかまいませんが、小便器のみでは要件を満たしません。
(4)玄関
玄関扉と室内土間(土足の着脱スペース及び収納を有し、それぞれの土間の面積が概ね同等の場合に限る。)があることとします。
なお、勝手口(調理室、車庫等に直接出入りするためのもの)や外側から施錠できない出入口(窓等)は対象外となります。
共同事業実施規約について
前年度までの「合意書」に代わり「共同事業実施規約」となりました。
補助金の還元方法に「(a)補助金受取り後に現金払い」と「(b)最終支払金との相殺」がありましたが、「補助金受取り後に現金払い」のみになりました。
交付申請について
10/2よりスタートします。それ以後も各月初に事務局より指定機関へ提出とします。
ゼロエネに関しては随時申請可です。
高度省エネ型(ゼロ・エネルギー住宅)関連について
(1)補助対象工事の太陽光発電工事について
太陽光発電工事は、普及状況から補助対象工事から除きます。
・一次エネルギー消費量計算には算入して下さい。
・余剰買取のみが対象住宅となりますのでご注意ください。(全量買取は対象外)
(2)ゼロ・エネルギー住宅の性能の変更について
外皮基準は ZEH の強化基準とすること。かつ、再生可能エネルギーを除いた設
計一次エネルギー消費量の基準一次エネルギー消費量からの削減率を 20%以上削
減することとします。
(3)ゼロ・エネルギー住宅の補助金の額の変更について
ゼロ・エネルギー住宅の 1 戸あたりの補助金の上限金額は、平成 27・28 年度の
2 年間の地域型住宅グリーン化事業のゼロ・エネルギー住宅の補助金活用実績が
・4 戸以上の場合は 1 戸あたり 150 万円。
・4 戸未満の場合は 1 戸あたり 165 万円